カシアス長男に日本王座挑戦権、左目上切るも判定勝ち
ボクシングの日本王座挑戦権を懸けて争う「最強後楽園」の決勝4試合が19日行われ、スーパーフェザー級で同級3位の内藤律樹(りっき、22)が同級2位の泉圭依知を2―0判定で下した。
作家沢木耕太郎氏のノンフィクション「一瞬の夏」の主人公の元東洋太平洋ミドル級王者、カシアス内藤の長男は「(左目上を)切ったのは初めて。つらい試合になりました」と苦しみながらも泉の猛攻を退け、年明けにも日本王座に挑むことが決定。MVPはスーパーバンタム級の中嶋孝文、技能賞はスーパーフライ級の戸部洋平、敢闘賞は内藤が獲得した。
続きを表示