×

“プロ仕様”村田、圧倒スパー スタミナにも自信

[ 2013年8月15日 06:00 ]

4Rの公開スパーリングを行い、スタミナにも自信を見せた村田

73キロ契約 村田諒太―東洋太平洋ミドル級王者・柴田明雄

(8月25日 有明コロシアム)
 ロンドン五輪男子ミドル級金メダリストでプロに転向した村田諒太が、都内でデビュー戦に向けたスパーリングを公開した。元キックボクシング世界王者で転向後3戦3勝のオーストラリア人、ウェス・カッパー(24)を相手に4ラウンドを行い、プロ仕様の新スタイルを披露した。

 アマ時代はガードを固めて前進し、近い距離で打ち合うのが得意スタイルだった。この日は距離を取ってワンツーから崩しに入った。上下を打ち分けるコンビネーションも繰り出して終始圧倒。「いい準備ができている。スタミナも大丈夫だった」と胸を張った。

 先週まで約4週間ラスベガスでスパーリングを約100ラウンドこなした。帝拳ジムの浜田剛史代表は「海外で練習してきて、相手にくっついて打つのはもちろん、くっつく前から打てるようになっている。幅が広くなってきた」と成長を認めた。村田は柴田戦の戦い方について「プロでは相手に合わせることが必要。リングに上がって対応したい」と多くを語らなかったが、どんな距離からでも攻撃できる多彩さをアピールした。

続きを表示

2013年8月15日のニュース