×

荒川大差で判定負け ダウン2度奪われ完敗

[ 2013年7月29日 06:00 ]

WBC世界ライト級暫定王座決定戦でオマール・フィゲロア(右)のパンチを浴びる荒川仁人

WBC世界ライト級暫定王座決定戦12回戦 オマール・フィゲロア 判定 荒川仁人

(7月27日 米テキサス州サンアントニオ)
 ボクシングのWBCライト級暫定王座決定戦が27日、米テキサス州サンアントニオで行われ、同級1位の荒川仁人(にひと、31=八王子中屋)は3位のオマール・フィゲロア(米国)と対戦。相手の力強いパンチに2回と6回にダウンを奪われ、大差で判定負けした。

 荒川は左目の周りを大きく腫らし、「とにかくフィゲロアの方が強かった。その一言」と完敗を認めた。1回から左右の構えを自在に変える相手に主導権を握られた。2回に右ストレートを額に浴びてぐらつき、連打で最初のダウン。6回には右フックで2度目のダウンを喫した。「諦めるわけにはいかないと思いながら戦った」と何度も倒れそうになりながらも必死に反撃。10回以降は、相手を押し込む場面もあったがベルトには手が届かなかった。

続きを表示

2013年7月29日のニュース