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“ガリガリ君”興毅 アイスマン溶かす「50本は食った アタリは3本」

[ 2013年7月23日 06:00 ]

「ガリガリ君」を手にポーズをとる亀田興毅(左)とアポリナリオ

WBA世界バンタム級タイトルマッチ

(7月23日 東京ビッグサイト)
 WBA世界バンタム級タイトルマッチの前日計量が22日、都内で行われ、王者の亀田興毅と挑戦者のアポリナリオはともに、リミット53・5キロで一発パスした。

 計量を終えると、興毅は「俺ら(減量で)ガリガリになってもうたから」と、テレビCMで人気のかき氷バー「ガリガリ君」(ソーダ味、1本63円)を持ち出して、アポリナリオにプレゼント。「ガリガリ君」にかぶりつくパフォーマンスで、「アイスマン」の愛称を持つアポリナリオを挑発した。

 「ガリガリ君」は今回の減量では重要なアイテムだった。猛暑でも大量の水分を取れない中「熱い体を冷やせるし、ちょっとずつ体内に水分を入れられる」と1日2度、練習後は必ず食べていた。「50本は食った。アタリは3本あった」ほどで「ガリガリ君に助けられた」とスムーズな減量の源となった。

 夕食には「めちゃくちゃ元気になるんや」と熊と猪の鍋に加えて、うなぎとスッポンを食べて、精をつけた。7度目の防衛へ向け「アイスマンは最初は元気やろうけど、中盤以降に溶かしてみせるよ」と独特の言い回しで勝利を約束した。

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2013年7月23日のニュース