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大分で覆面レスラー市議誕生 地方議会で3人目

[ 2013年2月25日 11:13 ]

 24日投開票の大分市議選(定数44)で、無所属新人でプロレス団体代表の覆面レスラー、スカルリーパー・エイジ氏(44)が初当選した。得票数は立候補者55人中40位だった。任期は2017年2月まで。

 大分市議会事務局によると、地方議会での覆面レスラーの当選は元岩手県議のザ・グレート・サスケ氏、大阪府和泉市議のスペル・デルフィン氏に続き全国で3人目。議場での覆面着用の先例はあるが、大分市議会で認めるかは議員の間で協議する。

 エイジ氏は大分市在住で、アパレルメーカー勤務や飲食店の経営も経験。障害者施設への訪問や車いすの寄付など、10年近くボランティアをするうちに「市民の声を市政に届けられる仕事に就きたい」と思い、立候補した。

 東日本大震災や九州北部豪雨の被災地も訪ね「レスラーが来てくれたと喜んでくれる人や、覆面をしているからこそ話を聞いてくれる人がいた」と覆面の意義を感じたという。

 市議として活動する時には、額に大分市のマークが入った特注の覆面を着用する予定だ。

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2013年2月25日のニュース