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黒田 先手必勝を宣言!師匠は「“先の先”で攻めてほしい」

[ 2013年2月21日 06:00 ]

練習を公開した黒田雅之

WBA世界フライ級タイトルマッチ 王者ファンカルロス・レベコ(29=アルゼンチン)VS同級9位 黒田雅之(26=川崎新田)

(2月27日 川崎市とどろきアリーナ)
 世界初挑戦の黒田雅之が20日、神奈川県川崎市内のジムで練習を公開。「王者はスピードがあってよく動く。先に手を出して相手のボクシングをさせないようにしたい」と先手必勝を宣言した。

 日本ミニマム級8位・山本浩也とのスパーリングではジャブを主体にカウンターや、ボディーを決め順調な調整ぶりをアピール。所属ジムの新田渉世(しょうせい)会長は、黒田が剣道経験者であることから宮本武蔵が「五輪書」で語っている“3つの先”に例えて「相手より先に仕掛ける“先の先”(せんのせん)で攻めてほしい」と期待した。

 小1から中3まで剣道をしていた頃は“後の先”(カウンター)が得意だったという黒田。先制パンチとの“二刀流”で番狂わせを狙う。

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