内山「きつい練習をしてきた　早く試合をしたい」

公開練習するＷＢＡスーパーフェザー級チャンピオンの内山高志

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）スーパーフェザー級チャンピオンの内山高志（ワタナベ）が２３日、同級１位で暫定王者のブライアン・バスケス（コスタリカ）との王座統一戦（３１日・大田区総合体育館）に向けた練習を都内の所属ジムで公開した。

　内山は「きつい練習をしてきた。早く試合をしたい」と意気込みを語った。

　昨年も大みそかに世界戦に臨み、１１回ＴＫＯ勝ちした。２年連続で年末のリングに上がる３３歳の王者は「去年は偶然ＫＯできた。今回も特に狙わない」と、冷静に６度目の防衛を目指す。

　１週間前に本格的なスパーリングを終了し、この日は軽めのメニューで順調な調整ぶりをアピールした。ジムの渡辺均会長は「コンディションさえよければ、いい結果を出せる」と信頼を口にした。