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清水、8年間の現役生活にピリオド「悔しさなかった」

[ 2012年9月11日 06:00 ]

現役引退を発表した清水智信

 プロボクシングの金子ジムは10日、前WBA世界スーパーフライ級王者・清水智信(31)が現役を引退することを発表した。都内で会見した清水は「本当に幸せだった。全部楽しかった。いい人に支えられて感謝しています」と8年間の現役生活を振り返った。

 04年にプロデビューした清水は08年に日本フライ級王座を獲得し、昨年8月に3度目の世界挑戦でWBA世界スーパーフライ級王者ウーゴ・カサレスを判定2―1で破り世界奪取。同ジム創設46年目にして初の世界王者となった。しかし、4月の初防衛戦で王座から陥落。「試合に負けた後、全く悔しさがなかった。もう一度、王者を目指す気になれなかった」と引退の理由を説明した。今後は、生まれ故郷の福井市でフィットネスジムを経営する予定だ。

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2012年9月11日のニュース