×

村田 狙っていた!「僕に才能があって金メダルが取れたと思う」

[ 2012年8月12日 08:41 ]

男子ミドル級決勝 ブラジルのファルカンを破って金メダルを獲得し、喜ぶ村田諒太

ロンドン五輪ボクシング

(8月11日)
 男子ミドル級(75キロ以下)決勝で村田諒太(26=東洋大職)はエスキバ・ファルカン(22=ブラジル)に14―13で判定勝ちし、金メダルを獲得した。日本選手では64年東京五輪バンタム級で金メダルを獲得した桜井孝雄以来、48年ぶり2人目の偉業となった。

 顔面を腫らし戦い抜いた村田の名前がコールされると、村田はかみしめるようにゆっくりと両手を挙げた。

 北京五輪に出場できず一度は引退した村田。挫折を乗り越えての金メダルに「金メダルは狙っていた。僕に才能があって金メダルが取れたと思うし、周りにも支えられた。神様も味方してくれた」と堂々と一番いい色のメダルを誇った。

 村田を支えた山根昌守チームリーダーも感慨無量。「運も勝利を運んでくれたが、素晴らしい仕事をしてくれた。一つの金字塔を打ち立ててくれた」とたたえた。

続きを表示

この記事のフォト

2012年8月12日のニュース