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“浪速のロッキー”2世、ボクシングでリオ五輪目指す!

[ 2012年4月19日 06:00 ]

会見で笑顔を見せる赤井英和

 元プロボクサーで俳優の赤井英和(52)が18日、大阪市内で、長男の英五郎さん(17)との二人三脚で2016年のリオデジャネイロ五輪を目指す夢プランを明かした。英五郎さんは米ハワイに留学中の高校3年生。ボクシングは未経験だが1メートル81、80キロの恵まれた体格の持ち主だ。近日中に自宅をジムに改装して徹底指導を始めるという。

 “浪速のロッキー”2世が、リングを目指す。「嫁さんには口止めされたんだけどね」と会見後、自ら切り出した赤井は長男の英五郎さんと五輪出場を狙う計画を打ち上げた。ターゲットは2016年リオデジャネイロ五輪だ。赤井は浪速高3年でインターハイを制し、近大へ進学。80年モスクワ五輪の補欠だったが、日本は東西冷戦のあおりで出場辞退した。かなわなかった大舞台を長男と目指す。

 英五郎さんは中学入学と同時に米ハワイへ留学し、現在高校3年生。父譲りの身体能力の持ち主で小学校からラグビーに空手、アメリカンフットボール、クロスカントリーに挑戦した。恵まれた体格は「ウエートトレでムキムキですわ」と赤井も脱帽するほどだ。

 ところがボクシングとは距離を置いてきた。「浪速のロッキーの息子」と呼ばれることが重荷だったからという。一転、志した経緯は不明だが、今年に入って夫人に「ボクシングがやりたい」と打ち明けた。

 赤井によれば、近く自宅の地下をジムに改装する計画で、サンドバッグも発注済み。「6~8月に帰ってくるので、みっちり鍛えたい」。現役引退後、母校・近大でコーチ経験があり指導に意欲を見せた。

 この日は、大阪の隠れた名店を紹介するiPhone用アプリ「赤井英和のわがまま気まま大阪まっぷ」のPR会見に出席。「大阪の魅力を再発見してもらいたい」とアピールした。

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2012年4月19日のニュース