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「さとう・ようた割」導入へ プロ野球参考に世界戦3割引き

[ 2012年3月24日 06:00 ]

チケットを手に協栄ジムの金平会長、新井トレーナー(左)とポーズをとる佐藤洋太

WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

(3月27日 東京・後楽園ホール)
 プロボクシングの協栄ジムが、27日に東京・後楽園ホールで行われる世界戦の当日券について、同級4位で挑戦者の佐藤洋太(27)の名前にちなみ「さとう・ようた割」導入を検討していることが23日、分かった。

 当日券は27日午後4時から後楽園ホールがある東京ドームシティ「青いビル」1階の券売所で販売されるが「さとうさん」「ようたさん」は3割引きとなる予定。また佐藤が岩手出身であることから東北出身者も対象になる。名前、本籍が証明できるものを提示すれば最高5万円のSRS席が3万5000円で購入可能だ。

 プロ野球ヤクルトが、宮本慎也内野手の2000安打達成後の連盟表彰試合で、「みやもとさん」「しんやさん」に入場券を割安で販売する「みやもと・しんや割」を計画。この企画を知った協栄ジムの金平桂一郎会長が発案。「試合前日(26日)までには発表したい」と早速調整に入った。

 この日は都内で予備検診が行われ、リーチで王者スリヤン・ソールンビサイ(22=タイ)を18センチ上回った佐藤は「アドバンテージを生かして戦いたい」と意気込んだ。「さとう・ようた割」は会場を満員にし王座奪取を後押しする企画。当日は「さとうさん」「ようたさん」による熱いコールが鳴り響くはずだ。

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2012年3月24日のニュース