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前代未聞のルール違反…ボビー セコンド資格はく奪へ

[ 2011年10月18日 06:00 ]

8月のアンディ(左)の試合でセコンドについたボビー

 毎度お騒がせの“最強タレント”ボビー・オロゴン(38)が前代未聞のルール違反を犯してしまった。

 プロボクシングのセコンドライセンスを持つボビーは15日に行われた総合格闘技イベント「GRABAKA」(ディファ有明)に参戦。ミノワマンと寝技対決を繰り広げてファンを沸かせたが、これが問題となった。ライセンス取得者が他の格闘団体の興行にセコンドとしてつくことを禁止している日本ボクシングコミッション(JBC)は試合出場したことを重く受け止め、今後、管理責任のある平仲ボクシングジムからの報告書をもって倫理委員会にかけ処分を決定するという。

 JBCは今年9月、他の格闘団体の興行にセコンドで協力した件で、JBスポーツの山田武士トレーナーをマネジャーライセンス無期限停止、森川常次ジム会長を戒告処分とした。ボビーはより深刻な問題とみられておりライセンスの取り消し、さらに平仲明信会長にも厳重注意の処分が科せられることが確実だ。その場合、ボビーは公開練習や前日計量などの公式行事、さらには興行での選手控室への出入りも禁止される。

 ボビーは8月31日に弟アンディ・オロゴン(28)のデビュー戦でセコンドにつき、勝利に貢献した。しかし今回の失態で、今月26日に予定しているアンディの2戦目にも影響を及ぼすことになりそうだ。

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2011年10月18日のニュース