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八重樫、岩手に「勇気、元気、ベルト」届ける!

[ 2011年9月13日 06:00 ]

王座奪取を誓った八重樫

WBA世界ミニマム級タイトルマッチ

(10月24日 後楽園ホール)
 WBA世界ミニマム級5位・八重樫東(28=大橋)が12日、神奈川県内のジムで会見を開き、10月24日に東京・後楽園ホールで、王者ポンサワン・ポープラムック(33=タイ)に挑戦すると発表した。

 八重樫の世界挑戦は07年6月にWBC世界ミニマム級王者・イーグル京和に判定で敗れて以来2度目となる。

 岩手県北上市出身の八重樫は「(東日本大震災の後は)試合のたびに“頑張ってね”と逆に励まされた。やっと僕が元気を与えられる機会が来た」と気合が入る。「勇気、元気、ベルトを届けたい」。同県勢初の世界王者となり、地元に凱旋することを誓った。

 大橋秀行会長は、5度の世界挑戦で王座を獲得したポンサワンについて「クリンチもあまりしない常に前に出てくるファイタータイプの選手」と分析。八重樫には「勝って当たり前」と期待した。

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2011年9月13日のニュース