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棚橋沈めた!ヒール矢野が波乱演出「待たされ過ぎたんだバカヤロー」

[ 2011年8月14日 06:00 ]

棚橋を下し、「今まで待たされ過ぎたんだバカヤロー!」とIWGPベルト挑戦をアピールした矢野

 新日本プロレスの「G1クライマックス」第9日は13日、東京・後楽園ホールで行われ、Aブロック1、2位の棚橋弘至(34)と真壁刀義(38)、Bブロック首位を並走していた中邑真輔(31)と鈴木みのる(43)がそろって敗れる波乱があった。

 棚橋はヒール軍団「CHAOS」の矢野通(33)に不覚。判官びいきの聖地のファンからブーイングを浴びて動揺したのか、必殺のハイフライフローは自爆し、イス攻撃で顔面から流血させられた挙句に鬼殺し、鏡割でリングに叩きつけられて3カウントを許した。IWGPヘビー級王者を下して勝ち点を10に伸ばし、優勝決定戦進出へ踏み止まった矢野は「怖くなかったら挑戦させてみろ、バータレ。今まで待たされ過ぎたんだ、バカヤロー!」と毒づき、ベルト挑戦を要求した。

 真壁はかつてのパートナー高山善廣(44)のエベレストジャーマンに沈み、勝ち点10のまま。永田裕志(43)、内藤哲也(29)も5勝目を挙げて最終日へ望みをつないだ。

 Bブロックは5人が勝ち点12で並ぶ大混戦。後藤洋央紀(31)は昇天・改で中邑を沈めてニュージャパンカップの雪辱を果たした。G1初の外国人Vを狙うMVP(37)は日本語で「ナツオトコ」宣言し、前年王者の小島聡(40)は「オレは明日のために頑張ってきた」と最終日のテンコジ対決へ気合を入れた。

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2011年8月14日のニュース