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井岡 KO狙いを公言「王者としていい試合を見せる」

[ 2011年8月9日 17:34 ]

ボクシングWBCミニマム級タイトルマッチの調印式を終え、ポーズをとるチャンピオンの井岡一翔(左)と挑戦者のフアン・エルナンデス

 世界ボクシング評議会(WBC)ミニマム級タイトルマッチ12回戦(10日・後楽園ホール)の調印式と記者会見が9日、東京都内で行われ、初防衛を目指すチャンピオンの井岡一翔(井岡)は「王者としていい試合を見せる。全てのラウンドでKOを狙う」と自信を見せた。

 日本選手最短となる7戦目で王座を奪取した2月の世界戦前は、普段の体重という約56キロからミニマム級リミットの47・6キロまで落とす減量に苦しんだ。その経験を踏まえ、今回は節制して最大でも53キロを維持。順調に減量して計量は47・3キロで「ずっと試合を見据えて調整してきた。高い意識でやれた」と話した。

 同級1位のフアン・エルナンデス(メキシコ)は世界初挑戦ながら19戦18勝(13KO)1敗と強打が自慢で「3回までにKOで勝ちたい」と話した。

 エルナンデスの計量も47・3キロで、ともに1度でパスした。

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2011年8月9日のニュース