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日本人初狙う!西岡、10・1ベガスでV7戦

[ 2011年7月27日 06:00 ]

日本人初となるラスベガスでの防衛戦が決定した西岡

 WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃(35、帝拳)が26日、都内で会見し、10月1日に米ラスベガスで元2階級制覇の最強挑戦者ラファエル・マルケス(36、メキシコ)と7度目の防衛戦を行うと発表した。

 西岡は「ほぼKOで勝っている選手との対戦なので見ている人が納得いく、感動する試合ができると思う。(WOWOWは)無料放送だし、みんなに見てほしい」と胸を躍らせた。

 日本人のラスベガスでの世界戦は、78年の龍反町(野口)、96年の葛西裕一(帝拳)の2人が挑戦していずれも失敗。米本土での防衛戦も過去に成功した例はない。だが、西岡は2度のラスベガスでのノンタイトル戦でKO勝利、メキシコでのV2戦もKOで勝っており、アウェーでの強さには定評がある。試合時は35歳2カ月となるため、内藤大助(宮田)の持つ日本選手の最年長防衛記録(34歳8カ月)の更新にも期待が懸かる。

 35歳となった25日に愛娘の小姫ちゃんから「パパ、ボクシングがんばってね」と書かれたカードをプレゼントされた西岡は「これでますます頑張らないと」と気合十分に話していた。

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2011年7月27日のニュース