9・25初防衛戦 大毅“進化”手応え帰国
坂田健史(30=協栄)との初防衛戦を控えるWBA世界フライ級王者・亀田大毅(21=亀田)と兄・興毅(23)が21日、成田空港着の航空機で合宿先のフィリピンから帰国した。
12日間に及んだ合宿で計40回のスパーリングを消化した大毅は「だいぶ右がスムーズに出てくるようになった」と手応えを口にした。
7月のベガ戦ではプロ19戦目にして初めて右でダウンを奪った。左フック一辺倒から攻撃の幅が広がり、相手にとってより戦いにくい相手になったことは間違いない。
現地では前に出て手数を出す坂田と似たスタイルの選手を相手にさらに磨きをかけた。「前の試合でもダウンを奪ったパンチは自然と出た。KOは狙ってないけど、次も右の良いパンチが出せればいいな」。発展途上の王者は日々進化する自分自身を楽しんでいるようだった。
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