【ＲＡＷ】サマースラム直前、熱気は最高潮(WWEモバイル)

ランバージャックでリングを取り囲むネクサス(ＷＷＥモバイル提供)

　現地では８月９日に放送されたＲＡＷはカリフォルニア州サクラメントで行なわれた。ショーが始まるとＷＷＥ殿堂ブレット“ヒットマン”ハートが登場、サマースラムＰＰＶで行なわれるネクサスとの対抗戦が待ち遠しいと語った一方でジェリコとエッジの離脱を嘆いた。すると、ジェリコが現れてブレットを侮辱、続いてエッジが現れてジェリコを責めるかと思いきや、ブレットに襲いかかった。すると、ナタリヤがリングに駆けこんできた。会場のスクリーンにはネクサスに襲われるザ・ハート・ダイナスティの姿が映し出されている。ネクサスは離脱したジェリコ、エッジの代役となり得るＲＡＷスーパースターを狙い始めたのだった。彼らはザ・グレート・カリ、マーク・ヘンリーまでも潰してしまった。

　ＷＷＥ王者シェーマスとランディ・オートンは、ＰＰＶ決戦前最後の対峙（じ）を行った。オートンは自信たっぷりに語るシェーマスに対して今すぐ向かってきてみろと威かく、殴りかかるふりをして去ろうとしたシェーマスを背後から襲いかかり、パントキックを寸止めしてみせるなど、現王者に対して余裕を見せつけた。

　試合は７戦が行われ、メリーナが復帰戦でディーバズ王者アリーシャ・フォックスを倒してサマースラムＰＰＶでの王座挑戦が決まったほか、ＮＸＴルーキーのタッグ戦が組まれたが、直前にオートンに侮辱されたシェーマスがルーキーを襲うなど、ＲＡＷならではの中身の濃い戦いが連続した。

　メーン戦ではエッジとジェリコが組み、ブレット＆シナ組とのタッグ戦に臨んだが、この試合ではネクサス・メンバーがランバージャックとなってリングを取り囲んだ。試合は、ほどなくしてネクサスとＲＡＷスーパースター側の対峙となり、ジョン・モリソンとＲ－トゥルースも駆けつけて一触即発の状態となった。ジェリコとエッジは退場しかけたものの、リングへ駆け戻ってチームＷＷＥを援護、ネクサスはスタンド席への退却を余儀なくされた。

　チームＷＷＥはザ・ミズが思わせぶりに助っ人をほのめかしているが返答はＰＰＶ当日に行うという。ネクサスはこのまま有利な状態でＰＰＶ対決でも勝利を収めてしまうのだろうか？サマースラムＰＰＶをお見逃しなく！

試合結果の詳細はwwe.co.jpへ。

≪試合結果≫

【１試合目】
○ザ・ミズ　ｖｓ．　エヴァン・ボーン●

【２試合目】
○メリーナ　ｖｓ．　アリーシャ・フォックス●

【３試合目】
テッド・デビアス　ｖｓ．　マーク・ヘンリー（ネクサスによるヘンリー襲撃でノーコンテスト）

【４試合目】
○ハスキー・ハリス＆マイケル・マギリカッティ＆アレックス・ライリー　ｖｓ．　パーシー・ワトソン＆ラッキー・キャノン＆カヴァール●（６マン・タッグ・マッチ）

【５試合目】
ジョン・モリソン＆Ｒ－トゥルース　ｖｓ．　ウィリアム・リーガル＆ザック・ライダー●

【６試合目】
ザ・ベラ・ツインズ　ｖｓ．　イヴ＆ゲイル・キム　ｖｓ．　マリース＆ジリアン●（ディーバズ・トリプルスレット・サマー・スペクタキュラー）

【７試合目】
エッジ＆クリス・ジェリコ　ｖｓ．　ブレット“ザ・ヒットマン”ハート＆ジョン・シナ（ノーコンテスト、ランバージャック形式タッグ・マッチ）

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