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4戦連続KOだ!サウスポー西岡“右でぶっ倒す”

[ 2010年4月24日 06:00 ]

防衛戦を前に練習を公開した西岡利晃

 ダブル世界戦(30日、日本武道館)に臨むWBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(33=帝拳)が進化した右フックで、日本人選手で単独3位となる世界戦4連続KO勝利を狙う。

 23日、都内の帝拳ジムで計2回のスパーリングを公開。減量の影響を感じさせない軽快な動きで好仕上がりを印象づけた。持ち味のスピードに加え切れのある連打。中でも目を引いたのが威力満点の右フックだった。
 昨年末から元大リーガーの野茂英雄氏らを指導した中村正彦トレーナーの下、体幹を強化。西岡は「体のバランスが良くなって真の強さが備わった」と言う。軸回転でパワーを生み出す右フックの戻しが速くなったことで、思い切り振れるようになり破壊力が増した。
 ここまで世界戦3連続KO勝利はすべて左。「KOは狙っていないが、チャンスは流れで必ず来る。逃さずにキッチリ決めます」。具志堅用高(協栄)の6連続、長谷川穂積(真正)の5連続に続く快挙は右拳で成し遂げる。

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2010年4月24日のニュース