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【RAW】祭典明け、新たな1年の胎動と別れ(WWEモバイル)

[ 2010年4月9日 06:00 ]

ファンに別れのあいさつをするショーン・マイケルズ(WWEモバイル提供)

 現地3月29日、レッスルマニアから24時間が経過したRAWがアリゾナ州フェニックスで行われた。ショーが始まるとバティスタが登場、シナの勝利は偶然だと片付けようとしたが、新WWE王者シナが満面の笑みを浮かべて登場、バティスタが要求したリマッチを今すぐやってやると臨戦態勢に入った。バティスタは“今夜はダメだ”と拒絶しながらシナに殴りかかった。シナが応戦に出た直後、マネーインザバンクを獲得したジャック・スワガーが乱入、王座戦開始を要求したが、レフェリーの到着が遅れてしまい、逃げ去るしかなかった。

 ブレット“ヒットマン”ハートは、前夜の決戦でファミリーと一緒にMr.マクマホンを完膚なきまでに叩きのめしたことを喜び、12年前の退団時から感じ続けていた“この上ない後味の悪さ”が払しょくできたことを明言、天国にいるだろう両親と弟オーエンも喜んでいるはずだと、ファンと一緒に勝利の喜びをかみしめた。

 試合は4試合が行われ、WWEレジェンドがランバージャック役となって参加した試合や、レッスルマニアで行われたディーバ戦のリマッチ、さらにはブレットがセコンドに付く中でザ・ハート・ダイナスティが統一タッグ王者に挑んだノンタイトル戦、驚くことにシナがランディ・オートンを相棒に迎えて出場したメーン戦など、豪華カードが組まれた。

 全試合が終わった後、ショーン・マイケルズが現れた。彼は前夜にアンダーテイカーに敗れたことを受けて現役引退を決意したことを表明、近しい関係者そしてファンに謝意を述べてWWEリングに別れを告げた。去り際ではトリプルHが現れて、男泣きしながらショーンを見送った。

 日本は新学期が始まったが、WWEも新しい1年が始まった。今から見始れば、来年のレッスルマニアまで存分にWWEが堪能できる。絶賛放送中のWWE番組をお見逃しなく!

試合結果の詳細はwwe.co.jpへ

≪試合結果≫

【1試合目】
◯クリスチャン vs. テッド・デビアス●(レジェンド参加ランバージャック・
マッチ)

【2試合目】
◯イヴ・トーレス&ゲイル・キム&ケリー・ケリー&ミッキー・ジェームズ&ベス・フェニックス vs. WWE女子王者ミシェル・マクール、レイラ、アリーシャ・フォックス、ディーバズ王者マリース●(レッスルマニア・リマッチ、10ディーバ・タッグ・マッチ)

【3試合目】
◯タイソン・キッド&デヴィッド・ハート・スミス vs. 統一タッグ王者組ビッグショー&ミズ●(ノンタイトル・マッチ、カウントアウト判定)

【4試合目】
◯ランディ・オートン&WWE王者ジョン・シナ vs. バティスタ&ジャック・スワガー●

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2010年4月9日のニュース