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元近大ボクシング部員2人 強盗致傷容疑で5回目の逮捕

[ 2009年11月11日 19:45 ]

 大阪府警刑事特別捜査隊や生野署などは11日までに、強盗致傷の疑いで、近畿大(同府東大阪市)ボクシング部に所属していた元学生の少年2人=いずれも(19)=を再逮捕。同日、家裁送致し、捜査を終えたと明らかにした。

 2人の逮捕は5回目。同隊によると、単独も含めて計26件の強盗や窃盗事件に関与したとみられ、被害総額は計約63万7千円に上る。家裁は既に2人を観護措置にしている。
 再逮捕容疑は6月1日午後11時ごろ、大阪市中央区谷町7丁目の路上で、自転車で帰宅途中の男性(22)に「何にらんでいるんだ」と因縁を付け、顔を拳で殴った上、デジタルカメラ1台を奪った疑い。
 同隊によると、2人は「飲食代やスロットに使った」と供述している。
 近大ボクシング部は大学日本一に11回輝くなど強豪で知られていたが、事件を受けて6月に廃部。2人は9月15日付で退学処分となっている。

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2009年11月11日のニュース