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滑って足つった…嶋田、不運の判定負け

[ 2009年7月27日 06:00 ]

パウルス・モーゼスに攻められる嶋田雄大(左)

 国内男子の現役最年長ボクサーが不運に泣いた。WBA世界ライト級タイトルマッチは25日(日本時間26日)、アフリカ南部ナミビアの首都ウィントフークで行われ、37歳11カ月の嶋田雄大(ヨネクラ)が王者パウルス・モーゼス(31=ナミビア)に0―3で判定負けした。2回、青コーナー付近の濡れたマットに足を滑らせた嶋田は左太腿裏を負傷。最大11ポイント差の完敗にも「足がつった状態が12回まで続いた」と不満を漏らした。南半球に位置するナミビアは真冬。会場のテントの外では気温が3度にまで冷え込んだ影響も否めない。「届く範囲の相手。再戦を希望したい」。世界ベルトにこだわり続ける男は、8月13日に38歳の誕生日を迎える。

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2009年7月27日のニュース