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女子高生プロボクサー“悔し~”デビュー

[ 2008年12月20日 20:29 ]

女子プロボクシングで、国内最年少となる17歳8カ月でデビュー戦に臨んだ高校3年の黒木優子

 女子プロボクシングのアトム級4回戦が20日、福岡市のももち体育館で行われ、高校3年の黒木優子選手(関ジム)が、日本ボクシングコミッション(JBC)公認後、国内最年少となる17歳8カ月でデビュー戦に臨んだ。

 相手は年齢が倍以上違う36歳のベテラン。開始直後にダウンを喫しながらも終盤は乱打戦に持ち込むなど善戦したが、判定で敗れた。「倒れたのが分からなかった。(会長たちに)申し訳ない」と目を赤くして話した。
 ヘッドギアを外すのは初めてで、試合で使用したグローブも普段より小さいものだったという。「こんなに(パンチが)効くとは思わなかった。この経験を生かして次は勝つ。大きな目標は世界王者」と前を向いた。
 普段は福岡市内の中村学園女高に通い、22日には終業式が控える。「顔が腫れていたら(学校は)行かないで冬休みに入る。でもジムは行きます」と笑顔も見せた。

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2008年12月20日のニュース