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藤田わずか83秒で遺恨にケリ

[ 2008年3月6日 06:00 ]

グラハムにスピニングチョークを仕掛ける藤田

 【戦極】遺恨試合で野獣が爆発した。キックボクシング出身で総合デビュー戦のグラハムのパンチをさばくと藤田はタックルで倒し、すぐに横についた。少しずつ体の位置を相手の頭の方に変えて右肩を固める。回転式裸絞めでタップを奪った。

 昨年4月のPRIDE34でモンソンに敗退して以来のリング。グラハムと対戦するはずだった昨年大みそかのDynamite!!を諸事情でキャンセルし「チキン」呼ばわりされた遺恨が、4日の前日会見の場外乱闘を呼んだ。それも「実際に拳をかわして、お互いリスペクトできる戦いができた」と振り返った。

 「初心に帰る」と入場にアントニオ猪木のテーマをアレンジした曲を使用。「戦極のリングは凄いものになる」と話した野獣は、今度は戦極で旋風を巻き起こす。

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2008年3月6日のニュース