×

長谷川 米国進出へ“快勝ノルマ”

[ 2008年1月9日 06:00 ]

ダブル世界戦調印式後にポーズをとる(左から)池原、シドレンコ、長谷川、マルドロット

 WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(26=真正)の米国進出にノルマが課された。ダブル世界戦(10日、大阪府立体育会館)の調印式が8日、大阪市内で行われ、長谷川の世界戦をプロモートする帝拳ジムの本田明彦会長が、今年中の米国進出の条件として、シモーネ・マルドロット(29=イタリア)との5度目の防衛戦で「KOか内容のある試合」を挙げた。

 長谷川は昨年、防衛戦を1試合しか行っていないこともあり「年4試合、コンスタントにやることが大事」と本田氏。その上で「今年最大の目標は米国での防衛戦か、1階級上げての世界挑戦」と話した。そのためにも、マルドロット戦の快勝が必要との判断だ。

 もちろん、長谷川も意気込みは十分。「状態は100%。順調に調整は進んだ。あとは自分の力を信じてやるだけです」。5度目の防衛戦の向こうに、本場のリングへとつながる扉がある。

続きを表示

2008年1月9日のニュース