熱海富士、宮城野部屋勢の転籍歓迎「稽古相手ができて楽しそう」 角界有数の稽古時間も延長を予想

[ 2024年4月1日 15:33 ]

土俵で琴ノ若(左)にぶつかる朝紅龍(右)を見つめる熱海富士(下段左)
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 大相撲の平幕・熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)が1日、大阪・箕面巡業で12番の稽古を行った。元幕内・北青鵬(22)による暴力事件の影響で、宮城野部屋の当面閉鎖と伊勢ケ浜部屋への転籍が正式に決まった。1学年下の十両・伯桜鵬(20)が同僚になる事態に「一杯、稽古相手ができて楽しそう」と歓迎した。

 角界有数の稽古量で知られる伊勢ケ浜部屋。所属する力士数は30人を超え、人数でも角界有数となる。平幕・大の里(23)が所属する二所ノ関部屋などのように土俵を2面にでもしない限り、「稽古時間が長くなるんじゃないですか」。場所前の遅い日は昼前まで続く稽古が、さらに延長される事態も想定した。

 再入幕した昨年秋場所から連続11勝。優勝争いに絡んだが、新三役目前となった今年初場所からは6勝、8勝と大勝ちできていない。

 その間に台頭した同僚、春場所での110年ぶりの新入幕優勝力士・尊富士(24)。「パワー、圧力。自分より強い」。稽古で確認した実力差を認め、「僕は優勝できなかった側。ちっぽけ。現状に満足していないという意味です」。28日まで20カ所を巡る春巡業で巻き返しへの実力を養う。

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