【Vリーグ】日本代表デアルマス16得点「止められたらもっと強く打った」サントリーを2季ぶりVに導く

[ 2024年3月31日 19:38 ]

スパイクを打ち込むデアルマス(撮影・福永稔彦)
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 バレーボールのVリーグ1部男子プレーオフ決勝が31日、東京・有明コロシアムで行われ、レギュラーラウンド2位のサントリーが同1位のパナソニックを3―0のストレートで下し2季ぶり10回目の優勝を飾った。

 日本代表デアルマス・アラインが、大黒柱ドミトリー・ムセルスキーに次ぐチーム2位の16得点を叩き出し勝利に貢献した。

 デアルマスは、決勝で敗れた昨季を振り返りつつ「去年もチームは悪くなかったけど、最後の試合はベストを出せなかった。リベンジできて気持ちいい」と白い歯を見せた。

 アタック決定率は64%を記録し、バックアタックは7本中5本決めた。「止められたらもっと強く打って、点数を取るまで頑張ろうと思って結果を出した」と胸を張った。

 キューバ出身で17年に来日し、宮崎・都城東高に入学。20年に同校を卒業し、サントリーに加入。今年2月に日本国籍を取得し、3月には日本代表に初選出された。

 1メートル89でアタッカーとしては決して長身とは言えないが、最高到達点は3メートル55を誇る。パリ五輪でメダル獲得を狙う龍神NIPPONの新戦力として期待は大きい。23歳は「初めての代表でどうなるか分からない。とりあえず頑張るしかない。ベストを尽くして自分の名前を世界に出したい」と意気込んだ。

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