大の里は白星発進 花田虎上氏「ひと回り大きくなった」と充実ぶりを指摘

[ 2024年3月10日 17:24 ]

大相撲春場所初日 ( 2024年3月10日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所初日>大の里(右)は剣翔を寄り切る(撮影・奥 調)
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 幕内2場所目で西前頭5枚目まで番付を上げた“ざんばら髪”の注目力士、大の里(23=二所ノ関部屋)は幕内後半最初の取組で東前頭6枚目の剣翔(32=追手風部屋)を寄り切り白星発進した。

 立ち合いすぐに右を差し、そのまま圧力をかけて寄り切った。自身も1メートル92、183キロと体格に恵まれているとはいえ、相手も1メートル85、195キロと大柄。しかも幕内在位19場所と経験豊富な上に今場所を自己最高位で迎えているベテランを圧倒した。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「もともと大きいが、ひと回り大きくなった」と充実ぶりが体の張りに表れていると指摘。そして完勝した取組を見て「右が入るのは速いし、腰の位置もいい。最後に右から切り返して細かいところもしっかりやっている」と盤石の内容を称えた。

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