北ハリ磨 1264日ぶりの十両での白星はならず

[ 2024年3月10日 15:41 ]

大相撲春場所初日 ( 2024年3月10日    エディオンアリーナ大阪 )

 東十両14枚目の北ハリ磨(37=山響部屋)が西十両13枚目の伯桜鵬(20=宮城野部屋)に上手投げで敗れ、黒墓発進した。史上最多タイ、9度目の十両昇進を37歳のご当所でかなえた。兵庫県たつの市出身の北ハリ磨がご当所場所を関取として迎えるのは西十両11枚目だった17年以来7年ぶり。「きたはりま~」の声援を受け、土俵に立ったが、立ち遅れて左差しを許し、右上手を引かれた。寄られながら上手投げも打たれて右足が土俵を割った後は、投げで土俵にはった。

 「完敗でしたね。立ち合いで差されちゃいましたからね」

 冷静に土俵を振り返ると、7年ぶりに深緑の締め込みをして上がるご当所の土俵について「ただ、上がっただけ。これからです。その日の一番いいものを出せたらいい」とベテランらしく気持ちを切り替えた。20年秋場所11日目、英乃海を寄り切って以来1264日ぶりの十両での白星はならなかったが、2日目以降に挽回を期した。

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