タイガー・ウッズ「勝てればと願っている」　ツアー10カ月ぶり復帰

2番、ティーショットを放つタイガー・ウッズ（AP）
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　男子ゴルフ元世界ランク1位のタイガー・ウッズ（48＝米国）が15日開幕のジェネシス招待（カリフォルニア州リビエラCC）で、昨年のマスターズ以来、10カ月ぶりに米ツアーに復帰する。14日はプロアマ戦で18ホールをラウンド。やや足をひきずりながらも、妹シャイアン・ウッズの夫で元メジャーリーガーのアーロン・ヒックス、NFLのジョッシュ・アレンらとともにリラックスした表情でプレーした。

　プロアマ戦後の公式会見に臨んだウッズは「92年からこの大会に出場しているが、勝ったことがない。何とか優勝争いに加わって、勝てればと願っている」と復帰戦でのツアー83勝目に意欲を示した。リビエラで成績が出ない理由については「ポアナ芝ではねてトリッキー。パットがうまくいかない」と語り、グリーン上ではラインを何度も確認して大会に備えた。

　昨年手術した右足首については「痛みはなくなった。骨がすれることがなくなかったから。しかしながらその分違う体の部分が影響を受けている」と決して万全ではない。それでも、「ゴルフをとても愛しているし、プレーを止めたくはない。競技をすることも大好きだ」と気力が衰えていないことを強調した。

　大会ではテーラーメイドと連携した自身のアパレル新ブランド「サンデーレッド」を着用する。気分も一新し、「今週は楽しみだし、試合やプレーに興奮している」とティーオフの瞬間を待ち望んでいた。