【全豪OP】4大大会女子史上最長タイブレーク「22-20」ブリンコワ30分超の熱闘制し涙の3回戦進出

[ 2024年1月18日 22:22 ]

死闘を終え、リバキナから祝福を受けるブリンコワ(左)(AP)
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 女子シングルス2回戦でまさに死闘が繰り広げられた。世界ランク57位のアナ・ブリンコワ(25=ロシア)が、世界ランキング3位で昨年準優勝のエレナ・リバキナ(24=カザフスタン)をタイブレークの末に破り、3回戦進出を決めた。6-4、4-6で迎えた第3セットはタイブレークにもつれ込み、4大大会の女子では史上最長となる22-20の熱戦を制して、実力者を振り切った。

 ブリンコワは長身からの強烈なサーブなどを武器に、第1セットを先取。第2セットも第3ゲームを先にブレークしたが、直後の第4ゲームでブレークバックを許し、ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームでは15-30から痛恨のダブルフォルトを記録するなど、ブレークを許してセットを失った。

 第3セットは4-3の第8ゲームから5ゲーム続けてブレークを奪い合う展開で、試合は10ポイント先取のスーパータイブレーク(10ポイント先取制)へともつれ込んだ。両者譲ることなく、ポイントは積み重なり、最後はリバキナのバックハンドがアウトとなり、ついに決着がついた。

 女子4大大会史上最長となるタイブレーク22-20。激闘を制したブリンコワは涙のあふれる目を両手で覆い、その場に崩れ落ちた。

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