アーティスティックスイミング男子 初の五輪消えた…監督が佐藤のメンバー外を明言

[ 2024年1月8日 04:30 ]

チームフリールーティンの演技をする日本代表(撮影・小海途 良幹)
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 パリ五輪予選を兼ねる水泳世界選手権(2月2~18日、ドーハ)に出場するアーティスティックスイミング(AS)日本代表が7日、東京アクアティクスセンターで公開演技を行った。

 チームは「チェス」がテーマのフリールーティンを実施した。男子の佐藤陽太郎(ジョイフルアスレティックク、写真)は昨夏の世界選手権を最後にメンバー外。中島貴子監督は「佐藤選手のパリはない?」との質問に「そうですね」と応じ、AS男子史上初の五輪出場の可能性が消滅したことを明言した。

 既に五輪出場権を得ているデュエットの安永真白、比嘉もえ組(井村ク)はテクニカルルーティンの新演目「クール・ジャパン」を披露。安永は「技を多く入れるために速いテンポの曲に変えた」と意図を明かした。

 《IOC3つ要望》国際オリンピック委員会(IOC)が7月開幕のパリ五輪に向け、ジェンダー平等の推進で各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)に(1)少なくとも男女各1選手以上の参加(2)男女の共同旗手選任(3)指導陣のうち女性3割達成へ努力――の3点を重点的に要望していることが7日、関係者への取材で分かった。パリ五輪は8日で開幕まで200日。史上初めて選手数が男女同数となる大会で理念を体現する構えだ。

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