佐藤陽太郎 日本男子AS史上初の五輪出場の可能性が消滅

[ 2024年1月7日 15:29 ]

アーティスティックスイミング・佐藤陽太郎(撮影・田中 和也)
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 水泳世界選手権(2月2~28日、ドーハ)を控えるアーティスティックスイミング(AS)日本代表が7日、東京アクアティクスセンターで開催された東京都新春水泳競技会で公開演技を行った。

 世界選手権でパリ五輪出場権が懸かるチームは「チェス」がテーマのフリー・ルーティンを実施。吉田萌(ザ・クラブピア88)は「久しぶりに大きな空間で1本通して泳ぐことができて、とても良い機会になった」と強調した。昨秋の杭州アジア大会から演目構成の難易度を上げたが「どれだけ上げたかは内緒です」。他国との駆け引きもあるだけに、詳細に関しての説明は避けた。

 男子の佐藤陽太郎(ジョイフルアスレティックク)は昨夏の世界選手権福岡大会を最後にメンバーから外れている。中島貴子監督は「佐藤選手のパリ五輪はない?」との質問に「そうですね。アジア大会にも入っていませんので、その時点で。はい」とAS男子史上初の五輪代表入りの可能性が消滅したことを明言した。

 既に五輪出場権を獲得しているデュエットの安永真白、比嘉もえ組(井村ク)はテクニカル・ルーティンの新演目「クール・ジャパン」を披露。安永は「技を多く入れるために速いテンポの曲に変えた」と語った。

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