【二所ノ関一門連合稽古】大関獲りの琴ノ若が霧島と5番勝負「良い攻めができた」好内容に手応え

[ 2024年1月7日 16:25 ]

霧島(右)と申し合い稽古を行う琴ノ若
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 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が7日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で行われ、関脇・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)が計17番の申し合い稽古を行った。

 まず幕内の申し合いに参加し、小結・高安(33=田子ノ浦部屋)や幕内・豪ノ山(25=武隈部屋)らと12番。得意の右四つやもろ差しからの攻め以外にも、まわしを取らずに押して前に出る相撲も見られた。

 14人の関取衆が参加した勝ち残り形式の申し合い稽古。「いつもと違って人数多いので、勝ち抜いていけば相手が体力残っていて自分が苦しい状態で臨むこともある。その中でどれだけ辛抱して取れるかが大事だと思った」。5番連続で取る場面もあり、スタミナ強化の稽古にもなった。

 最後は、前日に続いて大関・霧島(27=陸奥部屋)の指名を受けて連続で5番。もろ差しで一気に前に出て寄り切ったり、逆に中に入られて寄り切られたりと互角の勝負を繰り広げて2勝3敗。「良い攻めができたと思う。勝った相撲は前に攻めていたし、他(負けた相撲)も辛抱して取れた」と手応えを得る内容だった。

 綱獲りの大関・霧島を相手に充実の稽古を繰り広げた琴ノ若は初場所で大関獲りに挑む。1週間後に迫った勝負の場所へ「内容にこだわっていけばそれが結果につながっていくと信じてやるしかない」と一つ気を引き締めた。

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