札幌五輪の招致　JOC理事会で停止の方針を確認　尾県専務理事「38年は視野に入れるべき」

尾県貢氏
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　日本オリンピック委員会（JOC）は18日、都内で理事会を開き、札幌市による冬季五輪・パラリンピックの招致活動について「停止する方向で、北海道・札幌関係者と協議する」との方針を確認した。19日に開催される札幌市、経済界、競技団体などとの意見交換会で提案する。

　理事会後の会見で尾県貢専務理事は「停止は、立ち止まってまた進むこともある。38年は視野に入れるべき」と撤退との違いを強調。今後、冬季五輪開催に名乗りを上げる都市が出た場合に招致活動を再開する方針を示した。