加藤未唯 テニス界のイマドキなペア結成事情 全仏Vの相棒は「2分前に組まない?って声掛けられて」

[ 2023年12月18日 22:00 ]

加藤未唯
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 女子テニスの加藤未唯(29=ザイナックス)が、18日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS 2時間SP」(後7・00)に出演し、プロテニス界のイマドキなペア結成事情を明かした。

 加藤は6月の全仏オープンに出場。アルディラ・スチアディ(インドネシア)と組んだ女子ダブルスでは失格に泣いたものの、ティム・プッツ(ドイツ)と組んだ混合ダブルスでは、見事に優勝し、雪辱を果たした。

 テニスのダブルスの相手は、海外の選手と組むことも多い。MCの「ダウンタウン」浜田雅功は、「ダブルスの相手はどうやって決めるの?」と、ペアリングの決め方に興味津々の様子だった。

 すると加藤は「今組んでいる、インドネシアの子は、インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)で“組まない?”って言われて、“いいよ”って返信して。結構、DMって便利で…」と、意外にライトな決め方を告白。「(相手の実力等は)分かっているんですけど、連絡手段としてDMは一番、便利だなと思って」と驚かせた。

 ペアは直前に決まることも多いという。「ミックス(混合ダブルス)の場合は、出られるか出られないか、ギリギリまで分からないので、名前も知らない人に声を掛けたりとか」と説明。「優勝したティムは、2分前に“組まない?”って声掛けられて、“誰?”っていうので…」と滑り込みで決まったことを明かした。

 ペアを組むには、男女の合計順位が重要で、ある基準を超えてしまうと出場ができなくなる「カット」になってしまう。そのため、カットぎりぎりで、ランクの高い実力者と組むのが肝心だという。「ミックスダブルスはカットが厳しいので、それぞれのランキングに合わせて、入れるか、入れないかなので。まずランキングが知りたかったので、“出ない?”って言われて、“何位?”って言ったら、高かったので、一緒に組もうと言って、サインしてから“初めまして、未唯です”、“ティムです”って。で、連絡先を交換しました」。2分前に組んだペアで、全仏優勝という快挙を達成したというが、浜田は「時代やなあ…」とそのペアの組み方に驚きを口にしていた。

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