山下美夢有 来季は全5大メジャーに出場意向 「勝てる準備したい」自宅にアプローチ練習場建設も計画

[ 2023年12月15日 16:52 ]

「ゼクシオ ドリームカッププロアマ」に参加した山下美夢有
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 山下美夢有(22=加賀電子)が15日、小野東洋ゴルフ倶楽部で行われた「ゼクシオ ドリームカッププロアマ」に参加し、抽選で選ばれたアマチュアとのラウンドを楽しんだ。

 最終戦のツアー選手権リコー杯で堂々の大会連覇を達成。熾烈(しれつ)な女王争いを制し、ツアー史上6人目で最年少となる2年連続年間女王に輝いた。充実のシーズンを終え、来年は正月後に本格的に始動予定。「オフといってもあっという間なのでやることもたくさんある」とすでに視線は新シーズンを見据えている。

 今季は全米女子オープン、エビアン選手権、全英女子オープンの海外メジャーに出場するも、上位で戦えなかった。「今年はメジャーで悔しい思いをしたのでしっかり準備したい」。オフにはメジャーで戦える体づくりを行う予定だ。

 現段階で来季は、5大メジャー全てに出場する意向。国内ツアーでは3年連続年間女王がかかるシーズンだが、「それよりも私はメジャーで優勝したいという気持ちの方が大きい」と言葉に力を込める。

 今後、技術面ではショートゲームのバリエーションを増やすため、自宅にアプローチ練習場を建設予定。「(メジャーに出場して)やっぱり技術で差を感じた。今の状態じゃ無理なので勝てる準備をしたい。メジャーに勝つためのそういう環境も大事。そういう状況の練習をしておかないと、急に行ってもできない。それぐらいやらないと、メジャーには絶対に勝てない」と話す。2年連続女王に輝いた22歳は、“メジャー優勝”という夢に向かって突き進む。

 今回のイベントでは、全国のゴルフ場で開催している「ゼクシオドリームカップ」に参加し、かつ今回実施された「ゼクシオドリームカッププロアマコンペ」に参加応募した中から抽選で選ばれたアマチュアが契約プロとラウンドを行った。山下のほかに、安田祐香、小倉彩愛、尾関彩美悠、竹田麗央、大堀裕次郎、小木曽喬、吉田泰基も参加した。 

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