高木美帆3冠 女子1000メートルで圧勝! 大谷翔平のドジャース契約刺激「私も頑張ろうって思った」

[ 2023年12月12日 04:22 ]

女子1000メートルで優勝し、表彰式に臨む高木美帆
Photo By 共同

 スピードスケートのW杯第4戦最終日が10日にポーランド・トマショフマゾウィエツキで行われ、女子1000メートルは北京冬季五輪金メダルの高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分15秒28で優勝した。この種目で第2戦以来となる通算5勝目を挙げ、1500メートルと団体追い抜きを含む3冠。男子500メートルの村上右磨(高堂建設)は34秒89で4位。男子5000メートルは一戸誠太郎(ANA)の10位が日本勢最高だった。

 盤石の滑りだった。女子1000メートルで高木は圧勝し、今大会3冠で国際大会の前半戦を最高の形で締めくくった。北京冬季五輪で制したこの種目は昨季W杯で優勝なし。今季は4戦で1位2度、2位2度と安定し「いい走り出し」と納得顔だ。

 新チームを結成し、長年使用したスケート靴の刃を替えた今季は出場種目を絞り、女子1500メートル4連勝など好調を持続。普段は自己評価が厳しい29歳から「技術の向上へ向けて動けて、わくわくする」と威勢のいい言葉が次々と飛び出した。

 同学年で敬意を抱く大谷翔平がドジャースとの契約に合意し「私も頑張ろうって思った」。自身は来年2月の世界距離別選手権(カルガリー)に向け「またここから始まっていく」と意気込んだ。

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