22歳アマ杉浦が単独首位 1Wで攻めた「ビビらずいきたい」松山、ケプカ、クラーク押しのけ

[ 2023年11月18日 04:30 ]

男子ゴルフツアー ダンロップ・フェニックス第2日 ( 2023年11月17日    宮崎県 フェニックスCC=7042ヤード、パー71 )

12番、ティーショットを放つ杉浦悠太(撮影・西尾 大助)
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 2位から出た22歳のアマチュア、杉浦悠太(日大4年)が、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算10アンダーで単独首位に立った。アマでの予選トップ通過は日本人では7人目。ツアー史上7人目のアマチュアVを目指し決勝ラウンドに臨む。74の松山英樹(31=LEXUS)は首位と5打差の8位に後退。石川遼(32=CASIO)は通算1オーバー、51位で予選を通過した。

 松山、ケプカ、クラークら、メジャー覇者を押しのけてアマの杉浦が首位に立った。しかも、スタートは右の林に打ち込んでのダブルボギーと最悪。だが次の2番でも臆せず1Wを振り切り、2打目を2メートルにつけてすぐに1打取り返すと、3番でもバーディー。風が吹く中でスコアを伸ばした。「狭いホールでも1Wを持つ攻めのゴルフ」が武器だ。

 プロ転向を延期してでも来季のマスターズ出場権を目指した10月のアジア太平洋アマは予選落ち。「かなりへこんだ」が、今後は来季出場権を争う国内ツアー予選会に照準を絞る。それも今大会に勝ってシード権を得れば不要。アマでツアー優勝なら倉本、石川、松山、金谷、中島、蝉川に肩を並べる。「僕も優勝したい。2日間しっかりゴルフができているので同じようにできればチャンスはある。ビビらずいきたい」と決意を語った。

 ◇杉浦 悠太(すぎうら・ゆうた)2001年(平13)9月12日生まれ、愛知県出身の22歳。4歳からゴルフを始める。福井工大福井―日大。18年日本ジュニア、19年全国高校選手権春季大会など優勝。22年日本オープン3位。今年9月のパンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグで個人、団体2冠。1メートル72、74キロ。

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