AS乾友紀子　引退会見で「悔いがなかった」　恩師・井村コーチにも感謝

花束を手に笑顔の乾
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　アーティスティックスイミング（AS）世界選手権で2大会連続ソロ2冠の乾友紀子（32＝井村ク）が27日、都内で引退会見を開いた。約26年の競技生活を終え「悔いなくやりきれた。結果だけではなく、積み重ねてきた日々に悔いがなかった」と晴れ晴れとした表情。二人三脚で競技を続けてきた井村雅代コーチ（73）に「どんな時も私の味方で、引っ張っていただいた」と感謝した。

　12年ロンドン五輪から3大会連続で五輪に出場。16年リオデジャネイロ五輪ではチーム、デュエットの2種目で銅メダルを獲得した。

　既に井村クでコーチ業を開始しており「具体的にはまだ考えていないが、今後もASに関わりたい」と意欲。現役時代はゼラチンで固める髪を長く保つ必要があったため「ショートカットにしたい」と語った。