世界215位・望月 進撃止まった…決勝ならず 「全く後悔はない。素晴らしい1週間だった」

[ 2023年10月22日 04:11 ]

シングルス準決勝でアスラン・カラツェフに敗れた望月慎太郎
Photo By 共同

 男子テニスの木下グループ・ジャパン・オープン第6日が東京・有明コロシアムで行われ、シングルス準決勝で世界ランキング215位の望月慎太郎(20=IMGアカデミー)がロシア出身で世界50位のアスラン・カラツェフ(30)に3―6、4―6でストレート負け。日本勢として18年大会準Vの錦織圭(33=ユニクロ)以来の決勝進出を逃した。世界19位のベン・シェルトン(21=米国)は世界79位のマルコス・ギロン(30=米国)に勝利。決勝は22日午後2時から行われる。

 大歓声に、望月が手を上げて応じた。4試合連続の格上撃破はならず、快進撃はストップ。決勝は逃したが「全く後悔はない。素晴らしい1週間だった」と振り返った。第1セット第6ゲームのブレークポイントを握られた場面で、雨で試合が約30分中断。再開直後のポイントを失い先にブレークを許し、流れを引き戻すことはできなかった。

 今大会は1回戦で世界31位のエチェベリを破り、ツアー12試合目で初白星。2回戦で世界10位のフリッツ、準々決勝では世界41位のポピリンを破った。世界ランキングは130位前後まで上昇する見通し。11月には国内開催のツアー下部大会チャレンジャーに出場予定で「自分に良い意味で期待しすぎず、一試合一試合に集中したい」と視線を上げた。

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