新十両・大の里12勝!2敗の一山本と首位並んだ 逆転Vの可能性残す千秋楽へ「良い締めくくりを」

[ 2023年9月23日 16:13 ]

大相撲秋場所14日目 ( 2023年9月23日    東京・両国国技館 )

<秋場所14日目>東白龍(左)を押し倒しで下す大の里(撮影・久冨木 修)
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 新十両・大の里(23=二所ノ関部屋)が東白龍(27=玉ノ井部屋)を破って12勝目を挙げた。

 立ち合いもろ手ではじいて一気に前に出ると、土俵際で手繰られた左腕をそのまま突きつけて押し倒し。「頭に入れていたので落ち着いていた」と相手が土俵際で回り込む動きは想定内で、その隙を与えない完勝だった。

 初めて経験する15日間の戦いもあす千秋楽で最後。「良い締めくくりの相撲を取りたい」と意気込んだ。また、自身の取組直後には部屋の兄弟子・友風(28)が10勝目を挙げて4年ぶりの幕内復帰へ大きく前進。日体大の6年後輩にあたる大の里は「大学の先輩でもあるし、相撲界に入ってからもいろいろ教えてもらって感謝している。自分も早く幕内で取れるように頑張りたい」と話した。

 1敗で単独首位の元幕内・一山本(29=放駒部屋)は北の若(22=八角部屋)に敗れ、2敗で大の里と並んだ。両者の直接対決は既に終わっており、あす千秋楽はそれぞれ別の相手と取って勝った方が優勝。ともに勝つか、ともに敗れた場合は、2人による優勝決定戦となる。

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