【バスケW杯】米国　2大会連続のV逸が決定…ドイツとの激しい撃ち合いに敗れ3位決定戦へ

バスケットボール男子W杯準決勝   米国111―113ドイツ （ 2023年9月8日    フィリピン・モール・オブ・アジア・アリーナ ）

＜バスケ男子W杯準決勝　米国・ドイツ＞決勝進出を逃し、落胆する米国代表選手ら（AP）
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　バスケットボール男子W杯準決勝が8日に行われ、米国（世界ランキング2位）がドイツ（同11位）に111―113と敗戦。カナダ（同15位）との3位決定戦に回ることになり、2大会連続で優勝を逃した。

　若手主体でもPGとビッグマンを大幅に強化し、期待値の高いメンバーを選出した米国は準々決勝でも100点ゲームでイタリア（同10位）に大勝。2次リーグのリトアニア戦では大会初黒星を喫したが、ここまで大会唯一の平均得点100超え（6試合平均101点）という破壊力抜群の攻撃力を見せつけた。

　この準決勝でも前半から激しい撃ち合い。互いに譲らず前半を終え60―59とわずか1点リードで折り返した。準々決勝では3点に止まったチームの中心核であるアンソニー・エドワーズ（22＝ウルブズ）は前半だけで15得点と活躍。昨季までレイカーズで八村塁やレブロン・ジェームスとチームメートだったドイツ代表デニス・シュルーダ―（29＝ラプターズ）の鋭いカットインからのシュートを驚異の高さでブロックする場面もあった。

　だが第3クオーターを終え84―94とリードを許すと、第4クオーターで猛反撃。エドワーズなどの活躍によりついに2点差まで迫るも試合終了。19年中国大会に続き2大会連続でのV逸が決まった。