【世界陸上】サニブラウン、リレー予選で驚異の「8秒93」 1組アンカーで最速、金狙う決勝も任せた

[ 2023年8月26日 09:56 ]

陸上・世界選手権第7日 ( 2023年8月25日    ハンガリー・ブダペスト )

男子400メートルリレー予選。1組3位でゴールに飛び込んだサニブラウン(AP)
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 男子400メートルリレー予選が行われ、日本は1組で米国、ジャマイカに次ぐ3位に入り、37秒71で決勝に進出した。37秒71は7月のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会の37秒80を上回る、リレー侍の今季最速タイムとなった。

 公式結果によると、日本のアンカーを務めたサニブラウン・ハキーム(東レ)は8秒93で4走を駆けた。100メートルの自己ベスト9秒97を1秒04も上回る快走。リレーでは加速した状態でバトンを受けるため、100メートルの自己ベストよりも速いタイムが出る。8秒93は予選1組のアンカーの中で最速だった(計測に不備があったのか、2組では8秒05などがある)。

 悲願の金メダルを目指す決勝は日本時間28日午前4時40分号砲。リレー侍のカギを握るのは、もちろんサニブラウンだ。昨年は100メートルで7位入賞を果たしたが、リレーは欠場。100メートルで6位に入った今年は、リレーでも圧倒的な存在感を見せている。

 「個人種目とまた違った感覚。自分らはチャンスあるのでしっかり集中してバトンをつなげれば勝てると思う」。世界一のフィニッシュに向かって、日本の大エースが死力を尽くす。

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