18年大会覇者の大里桃子が65の好発進！6戦連続予選落ちからのV字回復に「びっくりしてます」

女子ゴルフツアー　CATレディース第1日 （ 2023年8月18日    神奈川・大箱根CC＝6638ヤード、パー72 ）

大里桃子
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　ツアー通算2勝で18年大会覇者の大里桃子（25＝伊藤園）が10バーディー、3ボギーの65で回り、7アンダーで首位と2打差の2位と好発進した。

　前半を4つ伸ばして折り返すと後半は12番パー3から4連続バーディー。直近6戦連続で予選落ちが続いていたが「相変わらずショットは曲がってましたが、パターとセカンドが良かった。久しぶりにいいプレーができました」と笑顔を見せた。

　今週、地元熊本に帰省し、スイングの際、右腰が浮いてしまう癖を修正した。成績が悪いと練習量を増やす傾向が強かったが、今回はクラブは持ち帰らず、トレーニングのみに集中。気心知れた友人と肉、オムライスなど食事も楽しんだ。結果的に腰の動きも修正され「ゴルフがしたいという気持ちになった」と振り返った。

　以前はパターのイップスを抱えていた。昨年からアプローチ、ティーショットも思うように打てなくなった。今季は不調が続き、予選落ちは15戦を数え、シード権の維持どころか、出場資格を決定するクォリファイングトーナメント（QT）までにスイングを修正することに目標を切り替えていたほど、苦しんできた。「今年はメディアルーム（記者会見）には来れないと思っていたのでびっくりしています」と笑わせていた。