フェンシング江村美咲　世界選手権2連覇で褒賞金500万円ゲット「素直にうれしい」

村山社長（左）から褒賞金の目録を受け取った江村
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　イタリア・ミラノで開催されたフェンシング世界選手権の女子サーブル個人で2連覇を果たした江村美咲（24＝立飛ホールディングス）が3日、東京都内の所属先の本社で褒賞金贈呈式に臨んだ。

　日本勢初の大会連覇で、昨年のW杯チュニジア大会優勝時の100万円、昨年の世界選手権（エジプト・カイロ）優勝時の300万円に続いて大幅増となる500万円。目録を受け取ると「ここまで評価していただけるところまで来られると思ってなかった。素直にうれしい」と笑顔を見せた。

　使い道は「いつも支えてくれる家族にお礼の物を買いたい」と話す親孝行娘。視線を1年後のパリ五輪に向け「目標は個人、団体で金メダル。後悔なく戦いきりたい」と決意を新たにした。

　帰国後に「夏だし、気分で」と髪をオレンジ色に染めた24歳は「旅行に行けたら」とつかの間のオフを満喫し、9月からの国内外大会へ再始動する。