世界水泳開幕　AS乾が2年連続2冠へ好発進「気持ちはすごく高ぶりました」

水泳世界選手権第1日 （ 2023年7月14日    福岡 ）

＜世界競泳　アーティスティックスイミング＞ソロテクニカルの演技を披露する乾友紀子（撮影・平嶋　理子）
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　22年ぶりとなる自国開催の世界選手権が開幕し、アーティスティックスイミング（AS）のソロテクニカルルーティン（TR）予選で、連覇を狙う乾友紀子（32＝井村ク）が273・2700点で1位通過し、15日の決勝に進んだ。

　2位のギリシャ選手に21・0300差をつける好発進。今季から採点方式が大幅変更され、事前に提出した予定の技をできなければ大幅減点されるシステムとなった。

　大半の選手が大幅減点を食らう中、乾は最後の技で動きが音楽からわずかに遅れすミスがあったが致命的な失敗はなし。

　昨年の世界選手権でフリールーティン（FR）とのソロ2冠を達成した女王は「緊張したが、待ち望んでいた舞台だったので、気持ちはすごく高ぶりました。決勝は思い残すことがない泳ぎをしたい。そうすれば結果はついてくる思う」と視線を上げた。