専属モデル最終選考経験者の浅川雄多「世界で活躍できる選手に」AS日本選手権

[ 2023年5月2日 18:30 ]

アーティスティックスイミング日本選手権第2日 ( 2023年5月2日    東京アクアティクスセンター )

<アーティスティックスイミング日本選手権2日目>混合デュエットで演技するアテナアクアメイツの浅川雄多と石川美咲 (撮影・田中 和也)
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 ソロ・フリールーティン(FR)は広田樹(21=井村ク)が320・6999点で優勝した。アクロバティックルーティンは井村ク(川瀬広田、熊谷、額田、三上、西村、田辺、三橋)が211・8083点で制覇。1組のエントリーで公開競技となった混合デュエット・テクニカルルーティン(TR)は浅川雄多(19)石川美咲(17=ともにアテナAM)組が173・9167点をマークした。

 今大会から新設された混合デュエットのTRで浅川、石川組が「親愛」をテーマに息の合った演技を見せた。競泳の背泳ぎでジュニアオリンピック出場経験のある浅川は「水の中で表現する魅力にひかれた」と約3年半前にASに転向。プール外では雑誌「ファインボーイズ」の専属モデルオーディションで最終WEB投票の23人に残った実績もある。

 男子の競技人口はまだ少ないが、競技人口の拡大を目指す日本水連の方針もあり、徐々に環境は整いつつある。過去には会場の設備の関係で男子選手に更衣室が割り当てられず多目的トイレで着替えることなどもあったが、この日は東京五輪会場でも東京アクアティクスセンターのサブプールの更衣室を仕様。「広すぎて申し訳ない気持ちになった」と苦笑いした。

 昨年の世界選手権代表選考会は男子で佐藤陽太郎(18=ジョイフルアスレティックク)、岩崎尽真(19=国士舘ク)に次ぐ3番手。24年パリ五輪から男子の出場が最大2人まで認められることを受け「世界で活躍できる選手になりたい。上の2人に追いつけるように頑張る。パリだけでなくその次の五輪を目指したい」と28年ロス五輪を視野に練習に励んでいる。

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