高木美帆　TOKIOインカラミ所属「新しいことを進めていく上で金銭的なところも見ぬふりはできない」

TOKIOインカラミと所属契約を結んだ高木美帆
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　スピードスケートの高木美帆（28）が17日、都内で会見を開き、イフイング株式会社（東京都中央区、代表取締役社長:冬廣應尚）と所属契約を結び、ヘアケアブランドの「TOKIOインカラミ」所属になることを発表した。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪までの3年契約。昨季まで所属した日体大は退職した。

　「昨季は新しい環境でスケートに取り組んで、ミラノの五輪に向かっていきたいと強く感じた。それに向かうためにTOKIOインカラミさんの力を借りて、ともに戦っていきたい」と意気込みを語り「新しいことを進めていく上では金銭的なところも見ぬふりをすることはできないと感じた」と続けた。

　昨季から日本スケート連盟のナショナルチーム（NT）を離れて、元NTコーチのオランダ人のヨハン・デビット・コーチと新チームを結成した。選手は高木しかいなかったが、今季から男子短距離の村上右磨（30＝高堂建設）、女子中距離の佐藤綾乃（26＝ANA）の2人を新メンバーを加えて活動する。チーム名は「teamGOLD（チーム・ゴールド）」で、夏場はオランダを拠点にトレーニングに励む方針。今後は海外選手を迎え入れることも検討している。

　TOKIOインカラミにはスノーボード・ハーフパイプ男子で北京五輪金メダリストの平野歩夢、トランポリン女子で東京五輪日本代表の森ひかるらが在籍している。