日本代表ロコ・ソラーレは終盤まで粘るもスウェーデンに惜敗し4敗目 藤沢「同じようなミスをして…」

[ 2023年3月22日 06:07 ]

1次リーグのトルコ戦でショットを放つ藤沢五月(中央)
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 カーリングの女子世界選手権は21日にスウェーデン・サンドビーケンで1次リーグが行われ、日本代表のロコ・ソラーレはスウェーデンに4―5で敗れた。2連敗で通算3勝4敗となった。

 開催国との対戦は両チームに好ショットが相次ぐ好勝負となった。日本は先攻の第1エンドに1点を先制されたが、第4エンドで取り返し1―1とした。

 しかし第5エンドはスキップ藤沢五月がダブルテークアウトを狙ったラストショットをミスして2失点。後攻の第6エンドも藤沢のラストショットが決まらず1点をスチールされて3点差をつけられた。

 それでも終盤まで粘った。第7エンドで1点を獲得すると、第8エンド、第9エンドと連続スチール。3エンド連続得点で同点に持ち込んだ。

 最終第10エンドも拮抗した展開となったが、途中で得点の可能性がなくなり、負けを認めた。

 藤沢は「形としては最終エンドまで追いつくことができてチャンスはつくれたのかなと思うけど、中盤で私にダブルテークアウトのチャンスが来た中で2投とも同じようなミスをして相手に点を取られたのが大きかった。正直決めたかったという気持ちが強い」と悔しそうに話した。

 この日はトルコ、スウェーデンに2連敗した。藤沢は「今日の2試合で、特に私の所で惜しいミスが何本も続いた。そこを決めるか決めないかが世界選手権レベルの試合では大事。そこは修正しないといけないと思う」と反省を口にした。

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